鵜住居地区防災センター同様の犠牲が繰り返されないためには、抽出された要因が再び生ずる余地をなくすることが直接的な対応として求められる。すなわち、浸水の可能性がある地区へ機能の分かりにくい防災施設を建設しない、一次避難場所や拠点避難所など施設の役割の見直しや周知、訓練のための訓練を絶対に行わない、津波発生時の避難・誘導のあり方の周知等が挙げられる。