構造的には、台形断面よりも波返しタイプの防潮堤の損傷、破壊が少なかったらしい。また離岸堤が設けられているところの防潮堤の損傷も小さかった。このような事実の積み上げに基づいて防潮堤破壊のメカニズムを明らかにし、今後の復旧、補強対策に活かしていくことが必要である。