周辺地盤の液状化による管きょの被害では、埋め戻し部の液状化に比べ、土砂堆積や本管破損の割合が増加する傾向があり、これは液状化範囲が布設時の埋め戻し範囲に限らないため、液状化により支持力が低下した地盤内での管きょの揺れ幅が大きくなり、管の破損につながったことが要因と想定される。