地震の揺れによる危険物施設の配管や危険物を取り扱う設備、建築物等の破損が発生しており、そのことに起因した火災や流出が発生している。地震時に二次災害を防止する観点からも、建築物や配管等の設計上の耐震性能について、事業者において再確認させる必要がある。この場合において、施設の基準適合の状況や維持管理状況を含め、事業者が再確認し、事業所として講じるべき耐震性能を確認する必要があることに留意する。