東日本大震災時における飲用水の供給 (大学構内の災害用水供給装置)

災害時に大学が休みに入っていたため、大学の水使用が教職員への供給のみであったが、便所は 3 日簡易トイレ、その後雨水を洗浄水としてバケツの水を使用することで、水道水はほとんど使用しなかった。51の食事については、水道水を使ったが、使用水量を制限したため受水槽の水を多くの方に提供することができた。一週間程度で給水車等を用いて断水地域へ給水されることを想定していたが、現実には復旧まで 20 日かかり、本学の受水槽の水量で完全復旧まで提供できなかった。災害発生時点から 7日間にわたる水供給は災害用水供給装置の設置の目的を達成したものと考えている。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
岡田誠之 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
帰宅困難者 
場所:
市街地 
区分:
論文 
掲載誌名:
学術講演梗概集 
掲載巻ページ:
2011年度大会(関東) 
出版者:
日本建築学会 
災害種別:
東日本大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 学術講演梗概集