家具等の転倒,食器の破損等が避難実施を促す傾向が読み取れることからも,家具の転倒防止は,生命の直接的な安全確保ばかりでなく,構造的に優位な新しいマンションに住む住民の震災時の自立を促す上で非常に重要な対策であることが示唆される