新潟ー仙台の広域天然ガスパイプラインによる代替供給によって、早期復旧を実現したものの、我が国全体で見れば、天然ガスパイプライン等のインフラは、民間ベースで、需要開拓の観点から「部分最適」的に整備されてきたため、大規模都市間・LNG基地間においても未整備の地域が多く残っている。これらの地域でLNG基地が被災した場合、代替供給体制が整備されておらず、長期にわたりガス供給が途絶するリスクが顕在化。