阪神淡路大震災から20年で,日本における基盤観測網の充実,活断層や海溝型地震の長期評価,それに基づく地震動予測地図の構築等がなされ,それらの成果を受けて,災害研究に関して,地震学など地球科学研究者,建築・土木・情報工学など地震工学研究者,さらに社会心理や経済など人文・社会科学研究者との連携した研究が行われるようになったことは重要な成果と考える。