岩手県沿岸地域を対象とした東日本大震災津波に関する地理・来襲津波・被害建物特性

(6)久慈湾・宮古湾・広田湾での35の地域特性を比較した。これら地域間で低平地面積や地形勾配に大きな違いはないものの,久慈湾や宮古湾での津波浸水面積は低平地面積を大きく下回ったのに対し,広田湾での津波浸水面積は低平地面積を上回った。広田湾では,最低浸水高が久慈湾・宮古湾よりも相対的に高く且つ低平地でも低い場所(標高1-2m)に多くの建物がある地理的背景から,多くの建物が配置されている低平地全体が浸水しており且つ浸水深も深かった。従って,広田湾では,久慈湾や宮古湾よりも津波による35が深刻であったことが示唆された。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
柳川 竜一 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
津波 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
自然災害科学 
掲載巻ページ:
Vol.33,No.2 
出版者:
自然災害学会 
災害種別:
東日本大震災 
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