岩手県沿岸地域を対象とした東日本大震災津波に関する地理・来襲津波・被害建物特性

(5)建物の全壊率は,久慈湾で3割程度に留まったもののそれ以外の地域ではいずれも5割を越えた。被害無率は,久慈湾で17.1%,宮古湾で10.3%だったが,他地域では総じて低く,南久慈海岸・綾里湾・大船渡湾外洋の浸水区域内では被害無建物が存在しなかった。羽鳥の破壊率は,多くの地域で90%を上回っており,一部地域を除いて,岩手県内の津波浸水区域に含まれる集落は壊滅的な被害を被ったといえる。被害の隣接する地域間の違いについては,閉鎖性の高い地形を有する地域ほど相対的に破壊率が低い傾向がみられた。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
柳川 竜一 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
津波 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
自然災害科学 
掲載巻ページ:
Vol.33,No.2 
出版者:
自然災害学会 
災害種別:
東日本大震災 
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