三陸地方では,浸水域内で流失した家屋が多い区域と残存した家屋が多い区域の境界付近で火災が発生した事例が多い。そして,発生するガレキが残存家屋の間を埋め尽くすほど高密度に堆積するような条件となった場合に,特に延焼範囲の拡大をもたらしている。