観測点のボーリングデータに基づきAVS30を計算し、増幅率との相関を確認したところ、最大加速度については既往研究と同等の関係が確認できたが、最大速度については既往の知見より傾きが小さい傾向が見られた。これは、データの地震規模や震源距離の関係から観測記録の低周波数成分の影響が強く出たためと考えられる。