上下成分は弱震動の地中に対する地表の複素スペクトル比を経験的伝達関数として、地震動ではない振動の影響がない場合の波形を推定した。推定された水平・上下成分の波形から算出した計測震度は6.2、震度6強相当であり、地震動のみでは震度7相当に達しなかったと考えられる。