TCGH16では観測点周辺の数百mでは表層地盤の影響は一様であり、深部地盤については数kmの範囲でその影響は一様であることが示された。一方、周期1~2秒の周期帯域ではより広範囲の地盤構造の不整形性により地震動の到来方向によって増幅特性が異なることが示された。