(1)PGA及びIJと被害率Rの関係と比較してPGVと被害率Rの間の相関性が高い。相対的に高いPGV=90.0cm/s~100.0cm/sに晒された地域では、相対的に地盤が軟弱な場合においてより被害が顕在化していた。福島県いわき市や茨城県常陸太田市等の地域がこれに相当する。また、IJ=5.1及び相対的に低いPGA=100cm/s2~200cm/s2に曝露されたエリアにおいても36により埋設管の被害率は高くなった。具体的には、千葉県浦安市、市川市及び東京都江東区等の36の危険が高かったエリアである。