被害の要因分析から緊急輸送路として必要な性能が確保できることを念頭に置いた対策の優先順位および、水抜き効果を期待した盛土の耐震性を向上させる対策について提案した。このような対策を実施することで大規模な崩壊が抑制され、高速道路が緊急輸送路として消防、救急、警察他、被災地域の支援車両が応急復旧程度の補修で走行可能なる性能の確保ができるものと考える