東日本大震災津波避難合同調査団の形成と山田町・石巻市担当チームによる調査結果 ―データ特性分析―

(6)地震が起きてから避難を開始するまでの所用時間を分析する際に、・出先から自宅に戻る・家族を迎えに行く・家族の帰りを待つなどの用事後避難と津波が迫ってから避難する切迫避難を除く前処理をすると合同調査(山田・石巻)の結果は復興支援調査および内閣府調査とほぼ同じにな、リアス部で5-10分、平野部10-20分が最も多い回答となる。避難すると決めてからの所要時間に大きな違いは無いはずであるが、津波に対する危機意識の違いにより、避難決断までに要する時間、事前の備え、細かな所用の切り捨て度合いなどが違ってくるためであろう。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
後藤 洋三 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
住民 
カテゴリ:
避難行動 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集  
掲載巻ページ:
Vol. 15 No. 5 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 日本地震工学会論文集
関連URL
登録者の他の教訓(コンテンツ)