2011年東北地方太平洋沖地震における仙台市丘陵地造成宅地の被害分析-盛土・切盛境界・切土における宅地被害率と木造建物被害率-

2)宅地被害では、盛土の被害率は切土の概ね3~5倍、切盛境界は概ね2~4倍を示す。同様に、木造建物全壊被害では、盛土は2~10倍、切盛境界は2~7倍を示し、半壊以上では盛土・切盛境界ともに概ね2倍を示す。これより、盛土および切盛境界における地盤の影響が大きいことが推測される。なお、一部損壊被害は、盛土・切盛境界・切土区分に関係なく、被害率は17%程度を示す。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
佐藤 真吾 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
建物被害 
場所:
丘陵住宅地 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集  
掲載巻ページ:
Vol. 15 No. 2 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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