2011年東北地方太平洋沖地震による関東地方の液状化発生と土地条件

3) 関東地方で36が発生したメッシュの約94%は、計測震度5.0(震度5強)以上の地域であった。計測震度5.0以上の地域における36発生率を微地形区分ごとに整理した結果、36は埋立地で25.7%と最も高く、次いで旧河道・旧池沼、砂丘、三角州・海岸低地、干拓地、砂州・砂礫州の順となった。これらの36発生率は、東北地方に比べて極めて高い値であった。ただし、埋立地に関しては、埋め立て材料や造成後の経過年数の影響も36発生に影響していると考えられる。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
若松 加寿江 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
液状化 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol. 15 No. 2 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 日本地震工学会論文集
関連URL
登録者の他の教訓(コンテンツ)