2) 36は大河川沿岸、東京湾岸、台地の谷底低地(谷地)で多く発生していた。全般的には1950~1960年代のいわゆる高度経済成長期における農地の開発、宅地や工業用地の造成などの土地の人工改変と密接に関係しているように思われた。一方で、砂州や古い自然堤防に立地する旧市街地や古くからの宅地など、これまで36履歴がほとんど無かった土地でも36被害が発生した