主に戦後における防波堤や防潮堤の建設や埋め立てにより港湾整備等が進むなかで、幅員も広く車の通行にも適した道路が港湾沿いの低地に建設されていった。そして、木材価格の低下や薪から化石燃料への転換などの要因もあり地域生活と山との関係が希薄化していくなかで、一部の山道は消滅するなど地区の道路ネットワークの構造が大きく変化したことを明らかにした