東日本大震災被災者の後悔に関する証言に対するドキュメント分析から考える防災活動の目的

東日本大震災の被災者に長引く後悔をもたらした反実仮想は,“もし「自分」が発災時(直後)に~していたら,もっとよい結果になっていただろう”といった傾向を示すことを確認した.このことから,平常時の防災活動に取り組む上で,「自分」にとっての最悪の事態をイメージすることに加えて,そのような結果とならないように,最悪の事態を回避する(優先順位の高い対象から守る)ことを念頭に置いて,「自分」が主体的に防災活動に取り組むことが有効と考えられる

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
藤本 一雄 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
住民 
カテゴリ:
こころのケア 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
No.27 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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