大震災の被災と復興を経験した地域での長期人口動態の分析- 阪神・淡路大震災の被災地にコーホート要因法を用いて -

②長田区は,人口社会増減の視点から見ると,震災をきっかけに深刻な悪化傾向から脱却したことが判る.同様に人口社会減が深刻であった灘区及び中央区では,20~24歳が大幅な流入超となるなど全ての年齢階級で人口流入傾向が強まった.被災と復興過程を経ることで,深刻な人口社会減からの脱却あるいは社会増のトレンド創出に成功したといえる.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
多名部 重則 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
行政 
カテゴリ:
人口 
場所:
市街地 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
No.25 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
阪神・淡路大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 地域安全学会論文集
関連URL
登録者の他の教訓(コンテンツ)