被災者調査における東日本大震災から3年目の復興進捗状況‐復興の停滞感と住宅再建における迷い‐

復旧・復興カレンダーでは,回答者の約8割が「地域活動は震災前の状態には戻っておらず」「自分は被災者」だと認識していた.阪神・淡路大震災と比較しても,全ての項目で復旧・復興が遅れており,広域に渡る壊滅的な被害が,復興を遅れ・停滞させていることが考えられる.また宮城県・岩手県に比べて,福島県の復興状況が遅れており,原発事故による長期避難生活の影響が考えられること,地域経済については岩手県において復興状況が遅れているという被災者実感がわかった.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
木村 玲欧 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
住民 
カテゴリ:
生活再建 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
No.24 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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