そして第5は、1番目と重なるところもあるが、復興まちづくりアーカイブとしての機能を重視し、復興計画や事業計画のプロセスを示す一次資料を、早い段階から収集することである。前節で示したように、行政資料ですら途中の検討段階の資料は散逸しがちになる。今後想定される災害からの復興まちづくりにおいては、計画の途中段階で何か議論され、どのような代替案が検討されたかrの記録が極めて役に立つと考えられるからである。