東日本大震災の広域的影響と大都市の脆弱性 発電所被災がもたらす電力危機と波及的被害

先に三次的な被害と呼んだ経済波及被害は、直接的に人命に脅威を与えるものではないが、目に見えるものではなく震災以上に広域的に波及する。そして、非被災地の社会経済活動を停滞させるばかりでなく、被災地の産業再起にもダメージを及ぼしかねない。被災地企業が再起しても買ってくれる(非被災地の)需要者が不足する、ということもあり得る。波及的な被害という視点では首都圏市民も一種の被災者であるが、同時に、電力需要抑制などの政策によってはこれから復興しようとしている直接被災地市民に対する加害者にもなる得る。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
石倉 智樹 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
ライフライン 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
都市計画学会誌「都市計画」2011  
掲載巻ページ:
292号 
出版者:
日本都市計画学会 
災害種別:
東日本大震災 
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