緊急対応・応急対応期での自治体間の人的応援における 応援自治体(拡張型組織)の特性 -熊本地震時における神戸市からの職員派遣の事例から-

神戸市で職員派遣の34を行った局等は,災害対応業務の平常時の業務との継続性の有無によって,大きく 2 つに分類できた.一つは,継続性のある災害対応業務のドメインで,平常時の担当部局に34の権限が委譲された.二つは,継続性のない災害対応業務のドメインで,「広域応援協定」の窓口である神戸市危機管理室に34の権限が委譲された.このことから,拡張型組織において,組織内部の部門への権限の分化は,災害対応業務と平常時の業務との継続性の有無によって規定されると考えられる

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
本莊 雄一 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
行政 
カテゴリ:
広域連携体制 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集  
掲載巻ページ:
No.31 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
熊本地震 
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