平成28年度熊本地震における福祉避難所での要配慮者の受入状況-受入開始時期と受入期間-

b)障害者 身体障害者の受入期間は様々であるが、「1~2ヶ月程度」で退所する場合が比較的多かった。自宅がある程度片付いた段階で自宅等に戻ったと思われる。
 知的・精神障害者は「1ヶ月以内」と「2ヶ月以上」に2分される。調査結果からは直接言えないが、環境に馴染めない障害者はすぐに自宅へ戻ったり入院するため短期となったり、馴染めた場合は仮設住宅の建設を待っていたり、次の生活空間の確保までに時間がかかるため長期化したと考えられる。
 障害者の受入期間が異なる要因で優位なのは「受入施設種別」と「退所後の行先」で、個室での避難生活が可能な「宿泊施設」での受入は長期間、その後の行先が一般避難所や二次避難所、仮設住宅といった「避難生活」継続は長期間、「入居、入院等」は短期間となることが示された。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
岡田 尚子 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
支援団体 
カテゴリ:
要配慮者支援 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集  
掲載巻ページ:
No.31 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
熊本地震 
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