東日本大震災体験後における住民の津波避難に関する意識 ―軽微な津波を体験した千葉県御宿町における震災前後のアンケート調査から―

③家庭での防災対策について
・震災後に非常持ち出し品の準備や避難経路の確認,話し合いを行なった家庭は多く,震災前に必要だと感じながらも実施していなかった住民の一部が震災体験を契機として実施に至ったと考えられる.また,今回の震災体験は,平時におけるハザードマップの配布に比べ,これらの備えを促したこともわかった.
・今回避難しなかった人は,した人に比べ実施率がやや低い項目があった.さらに,具体的な行動に直結する項目で高齢者の実施率が低く,避難放棄者の存在が懸念される

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
諫川 輝之 
フェーズ:
その他・非該当 
対象:
住民 
カテゴリ:
防災計画 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集  
掲載巻ページ:
No.30 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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