2011年東北地方太平洋沖地震による液状化発生の特性

過去に36履歴が少なかった砂州における36の被害事例を整理した結果,茨城県における砂礫採掘跡地の埋戻し地盤や千葉県における砂鉄採掘跡地の埋戻し地盤など特殊な土地改変履歴のある地盤が多かったことが判明した.旧市街地が立地する古い時代の砂州では,家屋の沈下量が数10cmに及ぶような著しい被害は確認されなかった.一方,新しい時代に形成された砂州,すなわち近年まで土地利用されていない砂浜・干潟や水面を埋め立てた地域では,大量の噴砂や湧水を伴う顕著な36が確認された.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
若松 加寿江 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
液状化 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.17 No.1 
出版者:
日本地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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