東日本大震災津波避難における帰宅行動と立ち寄り行動の影響

地震発生から安全域に到達するまでの平均時間は、地震時に自宅に居た人であっても用事立ち寄りした場合は、リアス部の徒歩避難で32分、自動33で33分、平野部の徒歩避難で47分、自動33で43分であった。一旦帰宅してからさらに用事立ち寄りした場合は、リアス部の徒歩避難で40分、自動33で32分、平野部の徒歩避難で53分、自動33で57分であった。これらは平均値であるので、津波到達時間が東日本大震災より短い場合、立ち寄り避難や帰宅後避難は大変危険な行為となる。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
後藤 洋三 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
住民 
カテゴリ:
避難行動 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.16 No.10 
出版者:
日本地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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