東日本大震災津波避難における帰宅行動と立ち寄り行動の影響

岩手県と宮城県の住宅が全壊した地域において、リアス部で住民の約23%、平野部で約27%が地震発
生から津波来襲までに帰宅していた。帰宅には自動車が多用され、平野部では 75%に達している。帰宅に要した時間は、自動車の場合はリアス部で平均18分、平野部で平均24分、徒歩帰宅の場合は12分と19分であった。平野部の自動車帰宅の場合には速度の低さとそのばらつきから渋滞の影響が認められた。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
後藤 洋三 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
住民 
カテゴリ:
津波 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.16 No.10 
出版者:
日本地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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