発災から 3 年後の 2014 年 3 月に実施した 宮城県気仙沼市の生活復興感に関するアンケート調査の うち,住宅再建に関する自由回答記述を対象に,計量テ キスト分析から被災者の支援・要望の特徴に関する検す を行った.明らかになった点は以下の通りである. 1)生活全般の復興感は,加齢に伴い低復興感の割合が高 く,80 歳代以上では半数が震災前の 40%程度以下の復興 感にとどまっている.