こうした帰宅困難者に刔する誘導訓練や図上訓練は、各都道府県のみならず市町村レベルでも近年活発におこなわれている。しかしながら、こうした訓練では、自治体や即|練参加者が貴重な経験を積むことができる一方で、訓練から十分な知見を引き出せていないのが現状である。つまり、多くの訓練では、訓練実施後に参加者に対してアンケートをおこなっているが、その結果は、単純集計にとどまっているのが現状である。