集落支援員の設置が「支援1」に、集落点検の実施が「無知型安心→無知型不安のアプローチ」に、集落のあり方についての話し合いの促進が「無知型不安→能動型不安のアプローチ」に、そして地域の実情に応じた集落の維持・活性化対策が「支援2 と能動的安心の状態を目指す活動」に対応すると考えており、本論で考察した安心感を形成するプロセスと要因は被災をしていない中山間地域に対する支援を考えるうえでも十分に活用できると考えている。