とりあえずは網羅的に被災者に寄り添うことがまず急がれることで、そのためにはボランティアが被災地に足を向けなければならないことは明らかである。単純に被災者は、足湯ボランティアによって初期段階の心のケアになっていることと確信できる。筆者は、こうして専門性を持たない一般ボランティアであっても、「心のケアのトリアージ」はできるのでないかと提案したい。