ボランティア・足湯からの報告 被災者の「つぶやき」をどのように活かすか

足湯をし、「つぶやき」を聴いたものがその場で被災者に返すことができる場合は問題がないが、時間が経過してからの「つぶや
き」を見て対処する場合は、その「つぶやき」を聴いたときの被災者の状況や感情などが読み取れない。また、ほとんどは標準語で書き留めているので地方の方言を聴いて、その意味説明を受けて標準語に転換して書いている場合は、正確な「つぶやき」になっていない。またコミュニケーションに焦点をおいたとき、ボランティアが何に感応されてそれを記録し、言葉で表現しているのかなどと、さまざまに「つぶやき」についての課題が表出してくる。こうした多彩な視点から「つぶやき」を言語化することで、より普遍的な傾向が可視化され、課題解決につながると言えるのかも知れない。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
村井雅清  
フェーズ:
その他・非該当 
対象:
住民 支援団体 
カテゴリ:
コミュニティ 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
復興 
掲載巻ページ:
第4号 
出版者:
日本災害復興学会 
災害種別:
東日本大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 復興
登録者の他の教訓(コンテンツ)