重回帰分析を用いた東日本大震災における津波の人的被害の考察―津波性状と社会的要因を考慮した検討―

各変数を正規化して変数の影響度の強さ(正規化後の回帰係数)を比較すると,津波自体に関する変数の影響度が比較的大きいが,高齢化・産業合成変数も被害率の対数にして全体の15%程度,元の被害率に直せば41%程度の影響度を占めている。このことは,人的被害を評価する上で社会的要因を考慮することの意義を示していると考える。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
上田 遼 
フェーズ:
その他・非該当 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
人的被害 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№18 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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