津波被害の建物被害認定調査について,自治体による被害認定基準のばらつきは存在し,そのパターンは,1)内閣府津波指針と同一,2)内閣府津波指針を多少変更 (主として浸水深の変更) , 3)内閣府津波指針に準拠しつつ,ガレキの流入など物理的な損壊を考慮,4)独自の被害基準を設定,の4つに分類される.