津波ハザードマップ改善のための表示情報に関する基礎的検討

住民が手軽に利用できるという利点を重視して,津波ハザードマップを家庭内に掲示して避難場所や避難経路を家族等で話し合ったり確認したりしながら適切な避難行動につなげていく活用方法を念頭に置き,津波ハザードマップの課題を整理した.表示情報に関する課題に着目して,既存の46市町村での津波ハザードマップの掲載項目を整理し,既往文献等も参考にして,津波浸水範囲,バッファゾーン,津波避難場所,マップの縮尺とサイズをより重要な項目として選択し,それらの具体的な問題点を指摘した. これらの結果に基づき,改善案として,1)津波浸水範囲は津波浸水深によって3段階程度のランク分けで表現すること,2)バッファゾーンは浸水ラインの標高値を2倍した標高までの範囲で設定すること,3)避難場所記号はマップの縮尺と実際の面積から適切なサイズを算出し,サイズに応じたわかりやすいマークを用いて表示すること,4)マップの縮尺・サイズは1/10000 ・ A3 で作成すること,をひとつの考え方として提案した.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
堀 苑子 
フェーズ:
その他・非該当 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
ハザードマップ 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№18 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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