東日本大震災における市町村別の死者集計データを用いた分析による障害者と高齢者の死者発生因に関する研究

今回の最も大きな発見は,今回の震災で最も強い外力にさらされたにも関わらず,岩手県で障害者の死亡者が他県に比べて相対的に少なかったことである.それは,要援護者支援として他県とは異なった取組みをしていたり,たとえば,障害者施設の場所や造りに県の間で差異があったのではないか,といったことが推測される.そういった部分を探っていき,最終的に今後の要援護者支援策に生かしていくことが今後の課題となるであろう.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
松本 亜沙香 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
住民 
カテゴリ:
要配慮者支援 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№18 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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