本研究では東北地方太平洋沖地震を題材に分析を行ったが,東海・東南海・南海地震津波など,今後,発生が切迫していると指摘されている地震津波に対して本研究を応用することで,真に今後に備える意味を持つ.このため,これらの地域を対象とした早急な検討が必要である.