今回の自宅生活継続WSを通して,首都直下地震を想定し,発災からもう少し先のフェーズまで検討しておくことの意義が多くの管理組合理事メンバーに認知され,ワークショップ成果として図7の「生活支障期の対応シナリオ(ドラフト案)」が作成編集された.一方で防災マニュアルへ追補しておくことや年次防災訓練での振り返りなど,全3回のワークショップ後のフォローも含めた方法論を組み立てていく点は,残された課題として指摘しておきたい