自由記述による困ったことに関しては、水に関する記述が多く、トイレの対処、水の運搬、風呂に入れないことのストレスといった内容が高い割合を占めた。助かったことに関する自由記述でも水に関係するものが多く見られたが、中でも、給水車による水の確保の記述の割合が最も多く、電気の復旧が早かったことがその次に多い。また、ライフラインに対する希望や提案でも水に関するものが多く、整備面では地区内の自立した施設、地区内の貯水施設を希望する声が高く、今後ライフラインの計画策定時にこれらを活かすことが重要である。