西部の被害率の低い地域では,東側の地域に比べ他の研究報告との整合性が悪く,町丁目の大きさ,被害データ統合した影響,および建物被害関数が,被害が非常に大きい神戸市灘区の被害データ基づいて構築されたものであるため,小さい被宵率での地震動強度の再現性が低いことが考えられる.