阪神・淡路大震災被災者の生活再建課題とその基本構造の外的妥当性に関する研究

木村他は、「阪神・淡路大震災後の被災者の移動とすまいの決定に関する研究」で、「すまい中心」-「仕事中心」の軸と、「兵庫を出る」-「兵庫に残る」の軸を抽出した。そして、この2軸によって分けられる4象限のそれぞれに「20代単身者」層、「老夫婦世帯」層、「働き盛り」層、「無被害」層の各層が存在していることを明らかにした。これらの4被災者層は、その行動パターンも情報ニーズも異なるセグメントであることがわかった。マーケティング・リサーチにおけるのと同様の考えに基づき、このセグメントごとにTQM手法で意見を集約することによって、それぞれのニーズに対応した、よりきめの細やかな災害対策が可能となるだろう。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
田村 圭子 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
防災計画 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№2 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
阪神・淡路大震災 
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