本論で用いられたTQM(Total Quality Management)手法を今後、生活再建課題のみならず、広く災害現場の体験や教訓や意見を体系化し防災システムに反映する手法として確立するためには、標本の歪みによって分類結果の意見数の順位に差が出たことについて注目すぺきと考えた。