木村他が報告した「震災後の居住地の変化と暮らしの実情に関する調査」から得られた、1,799件の意見カードのうち、1,551件の意見が生活再建課題と認められ、その中で神戸市の草の根ワークショップの結果から得られた312カテゴリーには98.7%の1,532件の意見が該当した。このことから1)生活再建の鳥瞰図式の外的妥当性が証明された。また、この調査の標本のうち、代表性の最も高い県内在住者の意見カードの分類結果から、2)生活再建課題の構造仮説の外的妥当性が証明された。