今まで容易に取り込めなかった自宅周辺の全壊率を、GISを利用することで、心理・行動情報と重ね合わせ、空間的に表現した。今後は、町丁目における全壊率以外にも、ライフラインの復旧状況など様々な物理的環境の変数を重ねあわせて、人々の意識・行動の規定因を探っていき、生活再建過程における新しい知見を導き出したい。