神戸でも同様であったが、職場を失った人が多い。甚大な被害をこうむった地域が津波被害を受けた海岸沿いであり漁師が多いが工場地帯でもあった。彼らの職場、(海・自営工場など)の早期の復興への手立てはもちろんであるが、当座の問題として、「自分たちのまちを、自分たちの手で再生しよう」と立ち上がる人々には、短期・イレギュラーではあるが瓦礫の山の片付け、まちづくりのスタートとなるハードな仕事を「有料の仕事」として提供してはどうであろうか。